NR9にやまだひさし&ジョージウィリアムズ参加決定!特別対談「やまだとジョージ」

NR9にやまだひさし&ジョージウィリアムズ参加決定!
特別対談「やまだとジョージ」

NR9は、音声コンテンツのセレクトショップのような、あるいは雑誌のような、新しいカタチの小さなラジオステーションです。世界中の多種多様な音声コンテンツをセレクト&プッシュしていくと同時に未来のポッドキャストフィールドを耕していけるような情報をお届けします。

その思いに共鳴して今回、NR9のMCとして就任してくれたのがラジオ界のレジェンド!やまだひさしとジョージウィリアムズ!!20年以上にわたりラジオ界でパーソナリティを努めてきた二人が一緒にNR9を盛り上げてくれます!

やまだひさし

5/4生まれ A型 北海道出身
2000年5月に第37回ギャラクシー賞ラジオ部門DJパーソナリティ賞受賞。
ナレーション、映画の吹き替え、声優、MCなど精力的に活動。また環境問題にも積極的に取り組み、環境省主催のエコと音楽が融合したライブイベント「Re-Style LIVE」の総合プロデュースも、第1回開催の2003年より担当。

公式サイト
ジョージウィリアムズ

イギリスの父と日本の母をもつバイリンガル 司会 DJ ナレーション 声優
30年以上、ラジオ・ミュージックビデオ番組のDJ/VJとしてミュージックシーンの 最先端で活躍。
インタビューでは日本に留まらず海外のビッグアーティスト ポールマッカトニー・エアロスミス等も手掛ける。そのバイリンガルのトーク術は数々のバラエティ番組・スポーツ番組・料理番組・英会話番組で好評 TV番組・イベントのMCとして活躍。

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特別対談「やまだとジョージ」

実は20年以上前から親交があった二人ですが、同じ番組で話すことは一度もありませんでした。そんな二人が時を経てはじめてマイクを通じてお互いの第一印象、ラジオの話、ポッドキャストの話、これからの音声メディアの話…などなど余所では絶対に聴くことができない貴重なトーク「やまだとジョージ」をお届けします!

\ちょい読み!/
「やまだとジョージ」放送後記

このマガジンでは今すぐ聴けないリスナーの為に「やまだとジョージ」の内容を少しだけ文字おこしをしてお見せしたいと思います。プロのラジオDJが語るラジオの対しての思いとポッドキャストの未来について二人がどう感じているのか文字情報でもお楽しみください!

─ジョージとはいつか絶対、何かやりたいんだけど、イメージとして何を一緒にするのが楽しいかずっと分からなかった。

ジョージ「うん、僕も楽しみ!」

やまだ「ジョージとはいつか絶対、何かやりたいんだけど、イメージとして何を一緒にするのが楽しいのかってずっと分からなかったの。」

ジョージ「それがこれ(NR9)なんですよ!こうやって二人のトークを月1…月2、、まぁたまにやっていこう!でもこのプラットフォームでは、やまちゃんも僕も当然のことながらラジオ畑の人で今も現役でやっていて、ポッドキャストっていうのは未来のラジオスターが育つ場所でもあるんじゃないかと思うんですよ」

やまだ「確かにそうだね!」

ジョージ「そういう畑にいるみんなが成長できるような、応援したりアドバイス・・・まではいかないけど、こういう番組面白いよ!っていう紹介をやまちゃんと一緒にピックアップしていこうと!」

やまだ「ポッドキャストって言ったところで僕だと日本語で聴ける音楽と番組の限界があるんだけど、今回ジョージが一緒にやってくれるってことで、一番興味あるのは世界のポッドキャスト!ワールドワイドのポッドキャストが知りたい!!」

ジョージ「それ!レベルは高いですよ!!」

やまだ「そう!?それを聴きたいけど僕は分からないからジョージのセレクトを知りたいんですよ!」

ジョージ「海外のポッドキャストって、ラジオ以外の、喋りを専門としてない人たちが作っているコアのクオリティの高いポッドキャストがざらのように沢山ありますよ!」

やまだ「それ聴いてるの?」

ジョージ「僕、20代から海外旅行でどうしてアメリカに行ってたかって、ラジオ聴くために行ってたんですよ。アメリカのラジオ屋さん(DJ)ってどうやって表現してるのか、喋ってるのか知る為に。今は海外に行かなくても、日本にいながら(ポッドキャストで)世界中のみんなの喋りが聴ける。だから最初から僕、ポッドキャスト好きで。ずーっと聴いてきた。」

やまだ「最近でパッと思い出せるポッドキャストある?」

ジョージ「サッカー系!スポーツ系はすごい面白いですよ。例えばBBCで放送されてるものなんだけど、試合が終わった直後にサッカーファンのみんなから試合についての電話をその場で放送に乗せて討論になるんですよ。例えばプレミアリーグである試合をしていて勝ったチームのファンから電話が来る、でも負けたチームのファンからも電話がかかってくる、、、負けたチームのファンが悔しがったりとか、監督をクビにするべきだとか勝手な事を言う・・・笑」

やまだ「選手が介在しないでファンが勝手に番組をやるんだ!?笑」

ジョージ「もちろん司会は元サッカー選手だったりするんだけど」

やまだ「なるほど!」

ジョージ「面白いよね。そういうの聴きながら僕は日本語が喋れるから、例えば日本でもプロ野球チームの試合が終わった後にめちゃくちゃ興奮しているファンと話せるポッドキャストがあったら良いなとか・・・」

やまだ「野球中継のラジオはあるけど試合終了でそのまま放送終わるからね、日本の場合は」

ジョージ「ファンにとっては試合が終わっても心の中では試合が続いてるから!」

やまだ「“心の中では試合が続いてるから”!!!(笑) 確かにね!なんでジョージは日本の情緒的な表現まで話せるんだ!!!笑」

ジョージ「日本でも語学系とかのポッドキャストは昔からあるけど、もっと他に作れるものはあるぞと」

やまだ「色んなところに可能性あるんだね!」

─本当に喋りに興味を持ってる人はどうして今ポッドキャストやってないの?

ジョージ「ポッドキャストの良い所って誰かの許可が必要とかは無いんですよ。iPhoneでクオリティーの高いポッドキャストがすぐ録れるんですよ。」

やまだ「そうか、今やスタジオに入らなくても録れるのか」

ジョージ「本当に喋りに興味を持ってる人はどうして今ポッドキャストやってないの?何の制約も無くて、誰かの許可をもらわないといけないとか、スポンサーも無くても大丈夫なのよ。

例えば映像クリエイターはYouTubeがあるじゃないですか。喋り屋はポッドキャストがあるから、何を待ってるの?!

作ってみて最初から完璧じゃなくていいの。やりながら、毎回一点一点改善していけば、10回、100回やってるうちに、全然レベルが上がっていくのよ。

だから自分が完璧になってから最初ポッドキャストやるっていうもんじゃなくて、最初とりあえずやってみてアップして『こういうメディアがあるのよ!』って、みんなに言いたいのよ。」

〜中略〜

やまだ「あと思ったのはポッドキャストって音声だけでしょ?そういった点では容姿とかを気にする方も向いてるよ。顔をあんまり表に出したくない人とか、そういう事を言われるのが嫌だとか。変な話、副業もできるって事じゃない。すごい有名なビジネスマンの社長さんも…やれますよね。」

ジョージ「できるできる!」

やまだ「音声はそういった点では面白いね。ジョージは今回、面白いポッドキャストを探してもくれる人なんでしょ?」

ジョージ「そう!国内のポッドキャストももっと積極的に聴こうと思ってるし、応援したいのよ。こんな素晴らしいメディアがあるし、喋りたい、意見がある、伝えたい、クリエイティブなことやりたいっていう人はいっぱいいると思うし。そういうみんなを後押しっていうか、応援団長的なポジションでいられたらいいなって思ってますね。」

やまだ「知りたいし、僕も聴いてみたいな。あんまりポッドキャスト聴き漁ってるわけじゃないからこれを機に探してみて、面白い喋り手がいるんだったら、僕らだったら自分のラジオ番組にゲストで呼んでもいいのかもしれないし。その逆も…ポッドキャストに僕ら出してよってあるのかもしれないし…こういう交流ができればね。」

─僕の血も肉もラジオで全部できてるんですよ。恩返しっていうんじゃおこがましいけど、ラジオで得た物を次の人にバトンタッチして、音声メディア業界を盛り上げて死にたいのよね。

ジョージ「例えばYouTubeって始まった頃、芸人さんだったり…」

やまだ「当時はあんまり乗ってこなかったよね。」

ジョージ「そうそう、でも今みんなやってるでしょ、一瞬でしょ。これ(ポッドキャスト)もそうだと思うの。今は『俺ラジオで喋ってるし、タダで喋るのはどういう…』ってあんまり…でも、一気に変わると思うんですよ。世界中変わってますからね。アメリカ・イギリスでは当然仕事でやってる人たちもいるし。」

やまだ「それ夢あるわ〜!」

ジョージ「日本のポッドキャストが盛り上がってきたのはつい最近の事じゃないですか。だからこれから加速するんじゃないかって。」

やまだ「良いんですかね?これ僕らだけで・・・小林克也さんとか入ってないですけど?笑」

ジョージ「小林克也さんもメンバーになりたい場合はウェルカムですよ!笑」

やまだ「僕は先輩で好きだったDJがいるからそういう人達には来て欲しいなぁ。僕らがはじめたら参加してくれる方もいるかもしれませんね!」

ジョージ「例えば有名な喋り手さんが月曜〜金曜ポッドキャスト限定の毎日配信するトーク番組をやると一気に話題になると思うけど…有名人の力を借りてメディアとして取り上げられるのも一つのやり方だけど、でもこのメディアから出てきた“新星さん”を、探したいと思ってるんですよね。なんかプロデューサーっぽいよね、俺たち。」

やまだ「気がついたらその位の年齢になっちゃったんだね。でも僕は、ラジオですごくお世話になって、僕の血も肉もラジオで全部できてるんですよ。恩返しっていうんじゃおこがましいけど、やりたいことは、喋りの、僕らの独特の空気感だったりコツだったりってちょっとあるじゃない。言葉だけで説明しづらいけど…そこを伝えて、次の人にバトンタッチして、音声メディア業界を盛り上げて、僕死にたいのよね。」

ジョージ「俺も!」

やまだ「恐らく20年前は僕らこんなこと微塵も思ってなかったと思うの。自分が生きる事に精一杯だったか(笑)今はね、そういう気持ちなの」

ジョージ「どの番組も新しく始めると、この番組で絶対全力でやるじゃないですか。これも同じ気持ちで、しかも今回、中曽根さんと一緒に、このスタジオの中にいる3人でやっていくという事で、自分で言うのもなんだけど、ほんと伝説的な番組を3人作ってきたじゃないですか。いい番組を作ってきたんですよ。これで、退職する前(辞める前)に…」

やまだ「退職!?」

ジョージ「そう、退職(笑) 喋り屋として、もう一回“伝説な何か”を今回は自分だけじゃなくみんなと一緒に、このプラットフォームで作りたい!!」

やまだ「いいねぇ」

まだまだお伝えしたい楽しい会話が満載ですが、貴重な対談の全貌は是非とも皆さんのお耳で確かめてみてくださいね!

NR9はポッドキャストを配信している人達を “喜びを深掘りし種をまく人達=Dig Joy(DJ)”と捉え、
”音声コンテンツという畑に撒かれた種を育む人達=リスナー”をインキュベーターと呼びます。
NR9の役割は音声コンテンツという畑をオーガニックに耕すカルティベーターであることです。
沢山の良質なポッドキャストをやまだひさし、ジョージウィリアムズと共に皆さんにシェアしていきたいと思っていますのでお楽しみに!

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