100円で買い取った怪談話

体験者本人が語る怪談話集。100円で買い取られた怪談はリアル過ぎて入り込んでしまう。

怪談作家の宇津呂鹿太郎がリスナーなどから100円で買い取った怪談話を紹介、それについてDJ自身の見解を解説していく番組。
DJは兵庫県尼崎市のとある場所に、100円で怪談を売買する「怪談売買所」を出店している。他にも、怪談による町おこし・文化継承を目的とした「NPO法人宇津呂怪談事務所」の所長も務めており、怪談ライブでは怪談師として語り部を担っている。
この番組は単なる怪談話ではなく、一般の人が体験した出来事を体験者自身が語るため、よりリアルに緊張感を感じることができる。
なかなかに恐怖を覚えるこの番組は、少しでも怖いと思えてしまう場所では聞かないほうが良いかもしれない。通勤通学の電車内だったり、昼間の自宅などが少しばかり気楽に聴くことができるでしょう。
「#２９　事故物件のマチコちゃん」は誰もが遭遇し得るかもしれない「事故物件」に関する生々しい話を聴くことができる。異常なまでに安くなっている部屋と、その中身を見せたくない大家さんのリアルなやり取りから、住んでから起こる怪奇現象の数々が生々しく語られるこの回は、特にオススメしたい怪談話となっている。事故物件に住んでしまっている人や、これから遭遇してしまった人にとって、何かヒントが得られるかも？しれない、意外とタメになる回とも言えるだろう。

（Cultivator　ヤマウチ）