経営中毒　〜だれにも言えない社長の孤独〜

経営学よりも、もっとその先の生々しいお話

なかなか人に言うことができない「社長の悩み」について赤裸々に語り、そして多角的に分析する、社長という仕事の「ありのままの姿」を紹介していく番組。
DJは、数々の企業の人材育成、組織コンサルティングをおこなってきた「エッグフォワード」代表の「徳谷智史」と、音声プロデューサー「野村高文」。
徳谷氏が、とにかくさらけ出しているのがこの番組の特徴。これまでに数多くの企業、そして人を見てきた徳谷氏の実績を持って「社長」を分析しているが、そこに自身の経験も散りばめられており、ここまで語ってしまっても良いのかと思ってしまうほど。
そして、リスナーが気になることを上手く引き出してくれるのが野村氏で、最高のインタビュアーを担っている。
大まかなトピックとして「人の問題」「資金調達」「心の健康」「決断」「給料」などと、人を「雇う」側の社長だからこそ全ての問題が降りかかり、そして非当事者からするとなかなか想像の付かない課題も。
「#04 原体験の異なる人が、一つの船に乗る難しさ」なんかは、正にこの番組ならではの「社長の悩み」を教えてくれる回。
大きな目標を持って起業した社長は、その”原体験”があってこそ、その目標を目指して起業している。その企業理念に共感して会社に入ったとしても、ちょっとしたニュアンスのズレなどが生じるのは、社長と同じ人生を辿っていない以上は当然なのかもしれない。
悩み考えて行動し、また悩みを繰り返している社長の悩みは多岐に渡り、そんな話がたくさん聞けるこの番組は非常に興味深いコンテンツに違いない。
「ここまで苦悩して頑張っている社長”も”いるんだ」と、これまでの考え方が少し変わるはず。これを読んでくれたアナタの会社の社長は果たして・・・

（Cultivator　ヤマウチ）